2020年07月04日

スライドストップ

ブローバックエンジンを丸ごと純正部品に交換した練習用G17レースガン。
元気よくブローバックしてスライドストップも掛かる様になったのだが...

そのスライドストップの掛かり具合がちょっと甘いみたいなのです...(汗

最終弾を撃ち終わってスライドストップが掛かった状態で再装填したマガジンを挿入。
その瞬間、スライドが自動的(?)に閉鎖してしまう...

大問題です...(私は残弾確認をスライドストップに頼る素人なので特に)

使用しているマガジンは筋トレ用(笑)の東京マルイ純正50連マガジン。
マガジンが悪いのかスライドストップが悪いのか探る為に他のでも試して見ると...

スライドストップ

レースガンを含むG17が3丁とKJベースG19が1丁、合計4丁のスライドストップがここまでしか上がらない。
と言う事で、手持ちのG用マガジンを搔き集めてKJベースG19で確認して見る事に...

スライドストップ

試したマガジンはこの5本、左から順に...

外部ソース仕様のWE樹脂マガジン(マガジンフォロアーはGuarder)。
マルイベースのGuarderアルミマガジン。
マルイ純正G17用にWEのマガジンフォロアーとGuarderのマガジンバンパー(つまりは寄せ集め)。
マルイ純正G19マガジン。
KJ純正G19マガジン。

結果は...5本全て正常にスライドストップが掛かりました。
つまり原因はマルイ純正50連マガジンに有ると言う事になります。

そこで、WE樹脂マガジンとマルイ純正50連マガジンのスライドストップを上げている部分を比べて見ました。

スライドストップ

見易くする為にちょっと変な並べ方になっていますけど...
左がWE樹脂マガジンで右がマルイ純正50連マガジンです。

判る人には一発で判ると思いますが...
マガジンフォロアーとマガジンリップとの隙間が全然違います。

WEとマルイじゃマガジンリップの形状も違うんじゃないのか?
と思う人が居るでしょうけど、他のマガジンも大体はWEのと同じ位の隙間になってます。

つまり、マルイ純正50連マガジンはマガジンフォロアーが上がり足りないのではと思われます。
なので今度は同じマルイ純正のG17用と50連をバラしてケースだけの状態で比べて見ます。

スライドストップ

左がG17用で右が50連です。
明らかにフォロアーが上がってくるスリットの終端とケース上面の間の寸法が違っています。

ノギスで測って見るとG17用は約2.4mmで50連の方は約3.1mmと0.7mm程違っています。
この0.7mmの差がスライドストップをギリギリまでしか上がらなくしていた原因の様なのです。

でしたらやる事は一つ。

削ってしまえ!

スライドストップ

ドレメルでガリガリやってG17用と同じ2.4mmになるまで削り倒します。
これで無事にスライドストップが最後まで上がって、自動閉鎖もしなくなりました。

それにしても何故この部分の寸法を変えたんでしょうねぇ?

それとも今では改良されているのでしょうか?

50連はこの1本しか持ってないので他のはどうなのかまったく判りません...

では、最後はいつもの一言で終わりたいと思います。

結局はこれも改造の一つですからメーカー保証も修理も効かなくなる可能性が大です。
作業はあくまでも自己責任で行っております事をお忘れ無き様お願いします。

「良い子は真似しちゃ駄目!」



Posted by hiro(034S) at 22:59│Comments(0)
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